豆
普段使わないものを使うと、無理が来る。だから、日ごろから使うことが大切。それは頭脳だけではない。身体も、心もそうである。柔軟な発想ができる人は、いつも楽しそうだし、心配りができる人も、笑顔が絶えない。年齢を重ねてきて思うことは、意識して使わないと、いつの間にか衰えてくるという現実。今日、体育館の屋上にあるテニスコート脇の草取りをしました。安全のためにいつもは南京錠がかけられ、立ち入ることのできないエリアです。新入生を迎えるために、半日かけてきれいにしました。好天に恵まれ爽やかな一日でしたから、作業するには絶好の一日。大きな袋数個分の雑草を見ながら、達成感に慕っておりましたが、両手の親指の付け根に違和感があります。見てみると、大きな豆が一つずつ。仕上げにほうきでまわりを掃いたのですが、そんなに時間がかかったわけでもありません。作業としても大したことはないと思っていたのに、右手の豆は破けています。情けないというか、ちょっと恥ずかしい。これくらいで豆ができるなんて、普段いかに使っていないかということ。何気ない日常生活の中で、いかに使っていないかということです。汗をかいて、すがすがしい午後ですが、ばんそうこうの張られた親指がちょっと痛い。これからは、意識して使います。
2020年5月28日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校
数か月の間に生える雑草。シートをはがすように簡単に取れました。
こんな美しい花も咲かせます。名前はわかりません。抜きました。
テニスコート一周でこれくらい。雑草魂ってどこかで聞いたなあ!
きれいになった屋上。早く生徒の姿が見られますように。