人気(ひとけ)について
人気=ひとけ 決して(にんき)ではありません。学園の広報に次のようなアドバイスをいただきました。「情報を伝達する時は、必ず人気(ひとけ)を感じられるようにすること。温かくその人らしいことと、聖ヨゼフ学園の雰囲気を醸し出すことが大切です。ただの情報だけなら、誰も関心を持たないから」
昨日紹介した新明解国語辞典がなぜ人気なのかと言えば、「ひとけのある辞書だから」です。国語辞典なのに、編纂した人、執筆した人のひとけが、必要以上に?感じられるのです。たとえば昨日の「愛」に続いて「恋」を引くと、「特定の異性に深い愛情を抱き、その存在を身近に感じられる時は、他のすべてを犠牲にしても惜しくないほどの満足感・充足感に酔って心が高揚する一方、破局を恐れての不安と焦燥に駆られる心的状態」とあります。新明解国語辞典を「新解さん」と呼ぶ熱烈な方々には、あまりにも基本的な例です。国語辞典の面白さ、言葉の奥深さを楽しむには最良の一冊です。さて、来週から始まるモバイル朝礼や授業にも、聖ヨゼフ学園らしい「人気」を大切にしたいと思います。
2020年5月8日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
聖母月の5月です。今日のルルドは満開のサツキに囲まれていました。
昨日の強風に、空気が入れ替わったのでしょうか。富士山がくっきり。
今の時期に美しいシランの花。さてここはどこでしょうか。
職員玄関前の白バラ、ヨハネパウロ二世も咲きました。