今できること!
2か月前、多くの人々は、4月になればと期待しました。1か月前、5月の連休が明ければと願いました。昨日、今日と東京の新たな感染者は前日に比べて減少傾向にありますが、依然として高いレベルの危険な状態が続いています。今が正念場、みんなで感染予防のためにステイホームが大切です。しかし、一方で受験を控える高校3年生はもちろん、入学式も延長したままの新入生、諸活動の中心となるはずの2・3年生の皆さん、つまりすべての聖ヨゼフ学園の生徒が、厳しい状況の中で毎日を過ごしているのも事実です。送られた課題もとっくに終わり、自らの課題を見つけて取り組んでいる人はどれくらいいるでしょうか。今の状況を乗り越えることは、強い意志を持った人でもなかなか厳しい日々だと思います。今日も何人かの先生方が出勤し、「今できること」は何かを話し合いました。郵送した課題以外にも、高校生といくつかの教科ではネット授業やグーグルクラスルームを使っての教材配信が行われています。明日は、全教員のネット会議も予定されています。ゴールデンウイーク明けにどのような状態が待っているのか、日々変わる状況に対して柔軟に対応することが求められています。優先されることは大切な命を守ること。次に私たちの心のバランスを保つことも大切です。学びに対する不安を少しでも改善し、喜びに変える具体的な手段をなるべく早くお知らせできるように、全教員で頑張ります。帰宅してからの校長日記、夜に考えると説明がくどくなりますね。明日からはできる限り学校でアップできるように頑張ります。
2020年4月27日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
ソーシャルディスタンス!距離をとりながらの会議。