聖なる一週間
カトリック教会はもちろん、全てのキリスト教を信じる者にとって最も大切な典礼が復活祭です。最近ではイースターという呼び方が一般的になってきたのかもしれませんが、私はやっぱり復活祭の方が安心します。その復活の主日を迎える前の一週間を、聖週間、または聖なる一週間と呼んで、特別な典礼が行われます。しかし、今年は世界中の多くの教会が、新型コロナウイルス感染症の対策として、教会での公開の集いを停止し、自宅で祈るようにと奨めています。2000年を超える教会の歴史の中で、禁教時代をのぞけば初めてのことかもしれません。今日、宗教教育部の先生と聖堂をきれいに清掃しました。いつもは生徒たちが掃除機をかけてくれていますし、休校になってからは用務の方がきれいにしてくれています。教会には行けませんが、幸いにも学園には素敵な聖堂があります。静かに祈る場所が、職場にある環境に感謝します。もちろん、お祈りは神さまとの対話ですから、場所や時は関係ないかもしれません。自宅でも、電車やバスの中でも祈ることはできます。明日は、主の晩餐(最後の晩餐)の夕べのミサが予定されていました。教会に行ったつもりで静かに祈ります。
2020年4月8日(水)聖ヨゼフ学園中学高等学校 校長 清水勝幸
昼過ぎの聖堂はとても静かで、心が落ち着きます。新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息しますように。
今日の桜、正門の守衛所裏の八重桜です。3分咲き?
八重桜独特の美しさ、華やかさではソメイヨシノを凌駕すます。
今日は理科、社会科の先生方が出勤して課題作成作業です。仲が悪いわけでなく、距離を取っての打ち合わせ。
理科の先生方。私も小学校の時まで「理科の先生になる」と思っている時期がありました。