2019年度 高校美術卒業制作②
中高の学びの中で、今でも時々使われる「主要科目」「主要五科目」という言葉があります。多くの皆さんは、高校受験、大学受験で使われる科目をそう呼んでおります。「主要科目」ではない「宗教」を担当する者として、様々な形で抵抗しています。受験とは直接関係ないけれど、人間的な深みを増すためには、宗教や芸術が重要な役割を果たすのです。健康な心や体を作るには、体育や家庭科の授業が大切になってきます。人工知能(AI)の活用が大きくなる現代社会で、個人的に最も大切になってくると思っているのが、「芸術」です。自分の感性をどう磨き、どう表現するのか。自分らしさを、他者に伝えるための大切な手段です。もちろん鑑賞する楽しさもあります。さて、先日に続き、高校3年生の美術の作品を紹介します。写真だけではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、お楽しみください。
2020年1月20日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
地下へのエレベーターを降りると、大きな油絵が3枚出迎えてくれます。
「Water Palette」 芸術だ!
ミニチュアの製作は思っている以上に難しいのです。この作品はよくできていますよ。
紙を折って、立体てきな作品を作りました。
今日は、ヨゼフ会のミサも捧げられました。今週は「キリスト教一致祈祷週間」でもあります。