オフロードパス
にわかラグビーファンを自認しております。とは言っても、私の学生時代はとても人気のスポーツでした。特に早明戦、早慶戦を中心とした関東の大学ラグビーは、花形選手にも恵まれテレビ中継もされ、関心も高かった記憶があります。今回のワールドカップラグビーは、全日本チームのベスト8入りもあり、大いに盛り上がりました。その陰には、選手たちの想像を絶する厳しい練習があったのでしょう。ベスト8をかけたスコットランド戦で繰り返し目にしたオフロードパス、タックルを受け倒れながら体をひねり、後ろから来る仲間にパスを送る、繰り返しの練習と、その場その瞬間の判断力が求められます。リーチマイケル主将、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、「一人ひとりが考え、判断し、仲間を信じて戦うことを徹底した」とテレビのインタビューで答えていました。これから求められる学校教育もまさに同じことが言えます。「おぼえる君から考える君へ」、共に学ぶMYPの大切な教えです。
2019年10月31日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
今朝のミサ、明日の「諸聖人の祭日」についてのお話し。
ミサもオフロードパスと同じ? 同じ祈り、所作の繰り返しの中に真剣な神様との対話があります。