知らないうちにいつの間にか!
誰かが特別に、何かを言ったわけでもなく、知らないうちにいつの間にか為されていることがあります。学園の2階、職員室前のアトリウムには大きな掲示板があります。生徒に挑戦してほしい様々な情報を、教頭先生や担当の先生が掲示しています。その一角に、数年前からベルマークの収集ポケットが設置されています。ベルマークには協賛メーカーの番号が振られていて、生徒たちは自宅から持ち寄ったベルマークを入れていくわけです。ちょっと前まで父母の会の皆さんに協力していただいたベルマークの作業を、生徒一人ひとりが簡単にできるようになりました。知らないうちに、いつの間にか集まっています。しかし、先週あたりから、高校2年生の何人かが、毎日振り分け作業をしています。誰かが自然と始めた行いを、周りの皆が認識して、少しづつ広がっているようです。奉仕活動の理想の姿です。誰かに言われるのではなく、人の行いを見て参加する。そうすると、ベルマークだけでなくいろんなことに関心が行くようになります。最初に持って来てくれた方の行動に感謝。広がっていく良いことに感謝。
2019年10月7日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
写真を撮られているとも知らず、ベルマークの分別作業をしていた高校生。
頭越しに写真を撮るのは大変なのです。ベルマークの収集版。
良いことはどんどん広がっていくと良いな~!