横浜鶴見北ロータリークラブ
当ロータリークラブのアンバサダー会員とさせていただき、四か月が過ぎようとしています。会員の中には卒業生の保護者など、学園関係者も多数いらっしゃいます。奉仕活動や青少年育成にとても熱心に取り組まれており、勉強せてていただくことばかりです。毎週木曜日の例会には、なかなか参加することができませんが、夏休みの今日は久々の参加でした。例会の後半30分は、卓話と称して、様々な方の講話を聴いて学び合う時間となります。今日は、「ロシア、ニジゴロドスキー国立アカデミー オペラ・バレエ劇場副総裁、バレエ団芸術監督」の岩田守弘さんの卓話でした。高校生の時に大きなコンクールで日本一となり、19歳でロシアに渡り、国立ボリショイ劇場のソリストとして活躍された後、いくつかのバレエ団を経て、現在の役職につかれております。ロシアの芸術の奥深さと、踊りのスキルではなく、ロシアの先人から伝えられた「心を大切にするバレエを守っていきたい」と熱く語っておられました。多くの困難を乗り越え、世界のトップに立ってなお、謙虚に生きる姿に感動しました。卓話の中の素敵なことばを、いくつか紹介します。「ボリショイに入った時の自分は、手段は持っていたけど、目的はなかった。」「スキルを求める人はアピールする、心を大切にする人は、静かに行動する」「完璧な踊りだけではなく、心のこもったバレエを大切にしたい」 今後のご活躍を心から祈ります。
2019年8月8日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
49歳?とは思えない若々しさ。芸術家のエネルギー?毛髪の力!