ora et labora 「祈り、かつ働け」
昨日、第二回目のカトリック講座が開かれました。指導は平松達美学園長神父様。年間テーマは「イエスの語った愛と希望のことば~聖ヨゼフ学園の教育を理解するために~」です。何年も続くカトリック講座ですが、年間テーマにそった聖書の言葉だけでなく、最近のカトリック教会の様子や聖人の話、神父様が日常の司牧生活で経験した興味あるお話や、失敗談など、結構面白い(神父さまごめんなさい)。昨日、7月10日は、アトンメントのフランシスコ会が71年前に来日した記念日でした。しかし、最初に来日した神父様は、アトンメントの聖母の記念日である7月9日に到着する予定だったそうです。残念ながら、日付変更線により、一日遅れたとのこと。日本宣教のスタートを聖母マリアの取次ぎを願って始めたいと思ったのでしょう。残念なことですが、何とも微笑ましいエピソードです。しかも今年は、アトンメントの聖母が、当時のローマ教皇ベネディクト15世によって公式に認められてからちょうど100年のお祝いです。そして今日は、その教皇の名前の由来となった聖ベネディクトの記念日です。記念日がいっぱいありすぎて、混乱しそうです。最後に、聖ベネディクト修道会のモットーは「ora(祈り)et(そして)labora(働け)」です。
2019年7月11日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
玄関横のアトンメントの聖母です。色が少し褪せています。創立の頃にアメリカから渡ってきたのではないかと思われます。
小原館一階のアトンメントの聖母。こちらは鮮やかな赤のマント。マリア様のシンボルカラーの青や白ではありません。何故でしょうか。答えはカトリック講座で。
この夏に、男子の洗面所となる部屋の様子です。けっこう広いです。