聖ロムアルド修道院長
今日は、聖ロムアルド修道院長の記念日です。10世紀半ばの修道者。小さな修道院をいくつか創立し、長年にわたって旅をしながら厳しい修道生活を送りました。
私は中学・高校と長崎で寮生活を送りました。寮の隣には古い大きな木造修道院があり、多くの修道者の方々が祈りの生活をしていました。その中に数名のポーランド人修道士がいました。聖コルベ神父の後を慕って来日し、50年以上にわたって祈りの日々を過ごしていました。中でも、いつも笑顔のロムアルドさんは、私たち中学生にも人気で、会うといつも声をかけてくれました。ずいぶんと齢を取られてから、日本語の勉強をもう一度したいと、小学校の国語の教科書を読んでいました。10数年前、高校二年の修学旅行で、自主研修の生徒と会いに行ったことがとても懐かしい。聖ロムアルドの記念日にあたり、ロムアルドさんと、当時の生徒のことを思い出して祈ります。
2019年6月19日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸