祈り
川崎市登戸駅前で起こった殺傷事件。怒りと悲しみが時間と共に入り混じって、とても苦しいこの三日間です。被害にあわれた方とそのご家族、カリタス小学校の児童と保護者の皆様、そして先生方、私たちができることは「祈り」だけです。静かに、静かに祈る。言葉や行動を選ぶこともできず、悲しみを共にしたいと思っていても、伝えることもままなりません。今は、静かに祈ります。聖ヨゼフ学園の保護者の皆様、生徒のみなさん、先生方、マリア様の取次ぎを願って、悲しみの中にあるすべての方のためにお祈りください。祈りと共に、信頼と緊張の揺れる日々が続きます。こんな時にこそ、信・望・愛の心を大切に過ごしたいと願います。
2019年5月30日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸