大雨の日に!
今日は朝から強い風と雨に見舞われました。生徒の登校時間と発達した雨雲が一緒になり、最寄りのバス停から学校までの数百メートルがとんでもないことになっていました。突然と吹く強い風で、傘が役に立たないのです。やっとの思いで学校にたどり着き、2階のアトリウムに上がると、ずぶ濡れの高校生が数人いました。「こんな雨なのに傘もささずに来たのですか」と声を掛けると、すぐ近くにいた教員が「校長先生聞いてください。この生徒たちは自分が濡れるのも厭わず、雨風に苦しんでいた小学生に傘をかざしてバス停から来たそうです」言葉もありません。聖ヨゼフ学園が目指している教育がここにあります。当の本人たちは明るく元気に、「ジャージに着替えてきます」。雨で湿度も高い一日が、とても爽やかなものになりました。ありがとう高校生。
*このことを職員室で話したら、他の先生が「他にも同じような生徒が何人もいるようです」と報告してくれました。
2019年5月21日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
写真ではわかりにくいですが、制服は雨でぬれています。笑顔の3人組。
お弁当を注文に来た中学生もジャージ姿でした。