令和の始まり。
長い、長~いゴールデンウィークも終わり、元気な笑顔が返ってきました。久しぶりの友との再会で、少し元気すぎる生徒もおりますが、10日ぶりですから無理もありません。家族と楽しく過ごした人、クラブの試合で頑張った人、受験勉強に集中した人、のんびりと休養した人、それぞれの休暇が終わりました。「宿題が無ければ最高だった」との声も無いわけではありませんが、そう言いながらもしっかりと提出してくれたようです。令和の新しい時代が始まりました。聖ヨゼフ学園も共学、国際バカロレア教育の新たな歩みを始めます。すべての人にとって良い時代となりますように。「ゴールデンウィーク明けは、学校に行きたがらい生徒が多くなる」とマスコミで騒がれていました。ちょっと気になったので午後は、校内巡視(決して徘徊ではありません)、嬉しいことに、多くのクラスが全員出席でした。調子の乗って高校二年生の現代文の授業に乱入。テーマは「ゴリラから学ぶ」、著名な霊長類研究者の山極壽一さんの評論を読み解く授業でした。クジラやイルカ、ライオンや象などの動物から何を学ぶかとグループワークに取り組む生徒たちの姿は、これからの探究学習の様子を垣間見たような気持ちでした。授業の後に、国語科のM先生が教科書を持って来てくれました。高校の現代文Bの教科書は、面白くて深い!
2019年5月7日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
高校二年生になると各グループは、活発な討論ができます。
ノートパソコンを駆使し、記録と発表の準備を進めていました。