聖木曜日

 復活祭に向けての聖なる三日間の始まりです。聖木曜日の典礼は主の晩餐を記念したものとなります。弟子たちとの最後の食卓です。これがミサの始まりとされ、信仰を生きる者にとって最も大切なものとなりました。また、ミサの中で「洗足式」が行われます。イエスが弟子たちの足を自ら洗われたことを記念し、司祭がミサに参列した者の代表の足を洗います。イエスが弟子たちに「仕える者としての姿を表わし、同時にイエスの愛のお姿を指し示したものとされました。」最後に、祭壇の近くに安置されているご聖体が、小聖堂や仮祭壇に移され、そこで特別に祈ることが勧められています。カトリックの信者にとっては最も大切な三日間となります。典礼も一年に一度の荘厳な儀式となります。もしお時間がある方は、お近くのカトリック教会を覗いてみてください。歌を中心とした典礼は、信仰の有無を問わず不思議な力と喜びを与えてくれます。

(鶴見カトリック教会の典礼は、今日と明日は夜7時、聖土曜日復活徹夜祭は夕方6時からとなります。)

2019年4月18日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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メルボルンのカテドラルの庭にあった「十字架の道行き」シモンがイエスに代って十字架を担ぐ場面です。

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