敷居が高い
冬休みが明け、明日から学校です。聖ヨゼフ学園中学・高等学校では、全校あげての「書初め大会」が予定されております。数年前からは、先生方も参加するようになり、私も例年書かせていただいております。教員の中でも極め付きの悪筆で有名な私にとって、「書初め大会」は非常に敷居が高く、なるべくなら避けて通りたいと思っておりました。でも、いざ参加すると、独特の緊張感と優しい森田先生の「字は個性ですから先生らしくて良いんですよ」という言葉に励まされて、今年も参加いたします。さて、長期の休み明けは、何人かの生徒にとって学校に行きにくい、もしくは行きたくないと感じるようです。行ってしまえば何てことないのに、行くまでが気が重いのです。私が「書初め大会」に感じた敷居の高さと単純に比較はできませんが、越えてしまえば何てことないのです。生徒の皆さん、明日は元気に学校に行きましょう。ちなみに私の大好きな三省堂の「新明解国語辞典」によれば、「敷居が高い」とは「不義理なことや不面目なことを重ねてばかりいるので、その人の家に行って会うことができない気持ちになること」とありました。本日のテーマとは関係ありませんが、「あの店はあまりにも高級で、私には『敷居が高い』」という使用法は間違っているのでしょうか。誰か教えてください。
2019年1月7日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
今年のカレンダーです。以前より各教室のカレンダーは、ドン・ボスコ社の教皇カレンダーです。今年の来日が楽しみですね。