愛とお金
「校長先生は、愛とお金ではどちらが大切ですか」と中学一年生。どうも、国語の授業で討論会の準備を進めているようです。「愛とお金」が正式なテーマかどうかは知りませんが、真剣な表情で質問してきました。答える前に「あなたたちはどう思っているの」と逆に聞いてみると、「私たちは愛が大切だと思ます」と大きな目で見つめてきます。「校長先生はお金かな」と期待に反する答えを返しました。「え~、そうなんですか」とがっかりしている様子なので、すかさず「そんなわけないでしょ。愛ですよ、愛」と答えました。そもそも、愛かお金かと、二者択一というのは現実的ではありません。どちらを大切にするかと聞かれれば、もちろん「愛」と答えますが、かといって、人間が生きていくにはお金も必要です。「ところで、愛って何だろう」そうつぶやく中学一年生。良い討論会になりますように。
2018年10月17日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
アトリウムに新しいテーブルと椅子が3セット入りました。
教育後援会の援助をいただきました。休み時間や放課後の勉強や友との語らいに、大いに利用されます。
明日から秋中間試験。高2の教室は、机の中の聖歌集やシャロームが机の上に出され、試験の準備が進められていました。