Communicators コミュニケーションができる人

「IBが掲げる10の学習者像」というものがあります。PYP(初等教育プログラム)、MYP(中等教育プログラム)、DP(ディプロマプログラム)のすべてに共通の学習者像です。これから時々、校長日記でも取り上げて、考えていこうと思っています。今日は、Communicatorsについて。国際バカロレア機構の表記には「私たちは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもって創造的に自分自身を表現します。他の人々や他の集団のものの見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。」とあります。英語や日本語などの言語に加え、さまざまな方法を用いて自分を表現することが求められているのです。バレエやダンス、歌や楽器演奏などのように、自分の持っている特色を生かして表現することが大切です。と同時に他者に注意深く耳を傾けることも求められています。この学習者像の基本は、生徒も教員も共に学び続ける者であるという共通認識の上に成り立っています。完成した姿がそこにあるというよりは、そこに向けてお互いに高めあっていくということです。最近、私自身のコミュニケーション力の衰えを感じます。思い込み、決めつけ、柔軟性の退化など、年齢を重ねたからなのか、持って生まれたものなのかはわかりませんが、もう一度初心に戻って、意識しなければと思っています。

2018年10月30日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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秋薔薇の季節です。写真も大切なコミュニケーションツールになるのでしょうか。

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以前に撮った横浜の朝焼け。スマホのカメラは高品質です。

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