赦すってこと。
体のメンテナンスのために金曜日と月曜日にお休みをいただきました。5日ぶりの校長日記です。病院の待合室が自宅に思えるほど、診察待ちした2日間でした。と同時に、診ていただくお医者様の方こそ、お昼ごはんとか、休憩を取ることができないのではと心配になりました。
さて、昨日は2代前の教皇、ヨハネ・パウロ2世教皇の記念日でした。学生の頃、来日した教皇の準備委員会でお手伝いのまねごとをさせていただいたこともあり、最も愛する教皇です。広島での平和アピールで「過去を振り返ることは、将来に責任を持つことです」と言われた教皇は、翌年一人の青年に銃撃され危篤状態にまでなりました。後日犯人と直接に会い、和解した二人に感動したことを覚えております。同じころ人気を博し、10年後に若くして亡くなった尾崎豊の言葉を、以前授業で生徒たちと考えたことがあります。「赦すってこと。」易しいことではありませんが、大切なことだと、最近特に思います。
僕らにとって大切なことは"誰が悪い"じゃなく、"自分たちはどうすべきでどこへ向かうべきか"だってこと。わかってたけど、その答えがみつからなかったから、僕らは敵を作って攻撃することでその場をごまかしてた。そんな気がします。 尾崎 豊
2018年10月23日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
教皇に選ばれた直後の若いローマ教皇 ヨハネ・パウロ2世
卒業生来校。38回生のSさん。小さな絵本を画いている芸術家です。がんばれ!
卒業生の母来校!遠く沖縄で勤務する48回生に代って、書類を受け取りに来校!