読書の秋
インターネットやタブレットのおかげで、知りたい情報が瞬時に手に入るようになりました。わからないことがあるとすぐにインターネットで調べてしまいます。若者を真似てスマホに語り掛けたり、とても便利です。一方で雑誌や本が売れなくなっています。おかげで、私が住んでいる街の本屋は、駅の両側に2店ありましたが、昨年までに閉店しました。欲しい本を購入するだけでしたら、インターネット十分です。注文すれば翌日には届きます。しかし、本屋で本を探す喜びが少なくなってしまったことはとても残念です。思ってもみなかった本との出会いは、本好きの私には大切な楽しみでした。9月になり、暑さも和らぎ、絶好の読書タイム到来です。秋の夜長、もしかしたら人生を変えてしまう本と、出合うかもしれません。おすすめの本があったら、ぜひ校長室まで。
2018年9月27日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
福音館書店の「たくさんのふしぎ」シリーズは大人でも楽しめます。
星野道夫さんの文章は、秋に読むとなぜか泣けます。