和解のしるし

 6月30日に、ユネスコの世界遺産委員会は、日本が推薦した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録を決定しました。「250年にもわたる禁教期にもかかわらず、秘かに信仰を守った潜伏キリシタンの独特の文化的伝統の証拠」と認定したのです。日本最古の大浦天主堂や五島列島の頭ヶ島教会などの建築物を含みますが、教会を中心とした集落を文化遺産としました。今でも同地域では迫害したした人と、迫害された人の末裔たちが、今まで通りの生活を営んでいます。迫害から和解のしるしとして、現代社会に大切なメッセージを伝えていると思います。

 同日、小原館で開催された国際バカロレア教育の講演会。地震で大きな被害を受けられたのに、何事もなかったかのように元気の出るお話をして頂いた大迫弘和先生。多様な価値観、違った文化や考え方も、違うものとして尊敬し、世界の平和と人々の幸せのために、共に助け合っていく教育こそ国際バカロレア教育であると話されました。和解のしるしを生きることは、アトンメントの大切な教えそのものです。世界遺産とバカロレア、喜びの一日となりました。講演会にご参加された皆様、ありがとうございました。そして何よりも講演をいただいた大迫先生、ありがとうございました。

2018年7月2日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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大迫先生の講演会、国際バカロレア教育と聖ヨゼフ学園の建学の精神について、大きな示唆を頂きました。

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大好きな兄が、自宅の竹を運んでくれました。七夕の願いを書いている生徒たちです。

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出来るだけ高い所に結ぶと、願いはかなう?本当?今年は3メートル越えの竹です。感謝!

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