祝！ アトンメントのフランシスコ会来日70周年
ちょうど70年前の今日、アトンメントのフランシスコ会はアルフォンサス・ホーバン神父様を日本に派遣しました。本来なら前日の7月9日、つまり昨日のアトンメントの聖母の記念の日に来日する予定でしたが、飛行機が日付変更線を越えた時に、神父様の思いとは一日ずれてしまったのです。修道会の歴史を紐解くと、ホーバン神父様はちょうど10年前の1938年にバンクーバーの日本人宣教会に派遣され、翌年には日本への派遣が決まっていたようです。しかし日米の関係悪化と日中戦争の危険を考慮し、修道会の創設者であったポールワトソン神父様の決断で、日本への派遣は中止されました。そして戦後の1948年7月10日、10年分の思いを胸に来日されたのです。神様の導きによって現在のカトリック鶴見教会が建っている土地と建物を購入して、修道院としました。多くの恩人の方々、アトンメント会の神父様方の働きによって、今日の聖ヨゼフ学園があります。今日は感謝の祈りを捧げます。祝杯とともに。
2018年7月10日（火）聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
優しそうな笑顔のホーバン神父様。鶴見での宣教が決まるまでには多くの苦労があったようです。
鶴見総持寺での座禅と精進料理の体験？交流会です。良いですよね。
