言語教育の充実のために

 聖ヨゼフ学園は、伝統的に英語教育に力を注いでまいりました。また、ありがたいことに多くの方から高い評価をいただいております。英語検定試験等でも生徒たちはよく頑張っております。これも英語科の先生方の頑張りと、生徒の皆さんの努力の賜物であると確信しております。多くの学校説明会で英語教育、国語教育について話をさせていただいておりますが、いつも気をつけていることがあります。それは数年前の英語科の先生のことば、「どんなに綺麗な発音で、どんなに流暢な英語を話しても、話す内容が大切です。英語で何を話すか、それが大切なのです。」私は何気ないこのことばに衝撃を受けました。当たり前のことですが、英語が苦手な私にとって、きれいな発音、流れるような会話力、英語を読み取る力は憧れそのものだったからです。このことは国語にも共通しています。言語教育充実のためには、社会や理科、数学や芸術、家庭科や体育等も大切になってくるのです。(もちろん宗教も) 人の話を心の耳で聞き、自分の思いを誠実に伝える。信頼の中で交わされる、日常のコミュニケーションこそ、言語教育に最も大切なものかもしれません。

2018年6月12日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸校長日記.jpg

会話力だけはある高校生の3人。誰とでもすぐに友達になれます。もちろん中身のある会話も得意?です!

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