微妙な時間
4月29日（日）、横浜みなとみらい地区のパシフィコ横浜を会場として「第13回 神奈川私立中学相談会」が行われました。2階のアネックスホールでは、武田教頭先生が中心となり、心肺蘇生の体験学習が行われました。訓練用の人体を使った体験学習は、教室いっぱいの参加者とその保護者で大いに盛り上がりました。楽しみながらもいのちの大切さを実感していただけたのではないでしょうか。また、ステージではサイエンスクラブの「科学マジックショー」も好評でした。その他、受付や様々な場で協力してくれた生徒の皆さんありがとうございました。ところで、私の担当は5分間スピーチ。おしゃべりの私には微妙な時間です。とても5分間では聖ヨゼフ学園の魅力は語れません。しかし、本来この相談会は、各校のアピールだけでなく、神奈川の私学全体のイメージアップも大きな目的なのです。真剣に学校選びをするために来場された皆さんに、私立中学校の良さを伝えたいと思い5分間お話させていただきました。もちろん、聖ヨゼフ学園の魅力も伝えなければなりません。この日は「共感力」についてお話ししました。喜ぶ人と共に喜び、悲しむ人に寄り添う心は、これからの学びの中で大切になります。様々な知識や能力だけでなく、その行動の源になる共感力は、日々の小さな活動の中で引き出され、力を発揮していくのです。受験生の皆さんが良い学校と出会えますように。
2018年5月1日（火）聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
