今必要としている人に
2018年度、前期始業ミサが捧げられました。司式は、平松達美理事長・学園長神父様です。第一朗読はフィリピの信徒への手紙4章4~9節。「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい」~略~「何事につけ、感謝をこめて祈りと願いを捧げ、求めているものを神に打ち明けなさい」。使徒パウロが、大好きだったフィリピの信徒たちに向けた力溢れる言葉です。続く福音書はマタイによる福音25章31~46節、「最後の審判」と言われる場面です。王座に就いた主の前で、人々は右と左に分けられます。「私の主に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい」と祝福される一方、「呪われた者ども、私から離れ去り、悪魔とその手下のために用意してある永遠の火に入れ」。何とも厳しいことばですが、このことについても平松神父様はとても分かり易く説明してくださいました。「以前は、人が亡くなるということは、恐ろしい最後の審判が待っているということを強調していました。今は、喜びの時、生きている間に信じていた神様とやっと会える喜びの時として受け止められています。」また、神の国に入るための行いは、「今必要とされている人に対する愛の行いです」と話されました。感謝と奉仕の心で、身近な人、特に助けを必要としている小さな人への愛が大切なのです。良い一年となりますように。
2018年4月18日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
司式の平松達美学園長神父様。大きなローソクは、この時期に灯す「復活のローソク」です。
オルガン伴奏で協力してくれる I さん。専門はエレクトーン、全国レベルです。
聖体拝領。信者の生徒と先生だけが受けることが出来ます。「この瞬間だけは、信者の子が羨ましい。食べてみたい」!