コロキウム
新年度を迎え、先生方は目の回るような忙しさです。新しい学年の準備、始業式や入学式の打ち合わせ、そしてすぐに始まる授業に向けてのシュミレーション、時間がいくらあっても足りません。それなのに、今日も研修です。今日はコロキウム、難しく言うと学術的セミナ―と呼ばれる、30年ほど前にアメリカのカトリック学校の先生たちが考えた、教職員用の研修を受けました。ファシリテイターの先生の先導によって、「教職の喜び再発見」のための6つのセッションを受けました。中高時代を振り返って、「私の大好きだった先生は」という問いに答えていったり、「私が先生になった理由」をグループで分かち合ったり、お互いの良いところを伝えあったりしました。新学期のスタートにあたって、一人ひとりが教員になったころの新鮮な気持ちを思い起こし、喜びを持って生徒と向き合いたいと願ったからです。何年も共に働いてきているのに、意外と知らないことがあります。オリジナルのセッションとして、「ペアーになった先生を、漢字一字で書いてみよう。」というものがありました。その理由も相手の先生に伝えます。私がいただいた漢字は「和」でした。理由は・・・・。ご想像にお任せいたします。
2018年4月4日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
漢字一文字ですが、思いが込められていると思うと、大好きになります。