標本調査

　「全数調査」に対しての「標本調査」、サンプル調査とも呼ばれる統計学の一つ。真冬並みの寒気が入ってきた今日のアトリウムは、結構寒かった。そんな中、中学３年生のかわいい皆さんは、防寒対策を取りながら、アトリウムの壁画の前に集まっていました。数学の授業で「標本調査」の実技演習です。聖ヨゼフ学園には高さ１５メートルの大きな壁画があります。その壁画に何ピースのタイルが使われているかを、各グループに分かれて調査しています。床から１メートルまでの高さで、各グループ数に応じて横のタイルを区切り、その中のタイルを数えます。全グループのサンプルを合計し、１５倍するとおおよそのタイル数がわかるというわけです。生徒たちは楽しそうに、でも真剣に取り組んでいました。皆さん、壁画のタイルは何個あるでしょうか。答えは・・・明日お知らせいたします。ちなみに、神様は、私たちのことを「標本調査」ではなく、「全数調査」で見てくれていますよ。

２０１８年２月２２日（木）聖ヨゼフ学園中学・高等学校　校長　清水勝幸