キリスト教一致祈祷週間
カトリックとプロテスタントだけではありませんが、イエス・キリストによって示された神の教えは、2000年以上の歴史の中でいくつものグループに分かれてしまいました。信仰する人が増えれば増えるだけ、信仰への思いが強ければ強いだけ他者との違いが浮き彫りになって分かれていきました。歴史的、文化的、経済的なことがらや政治的な要因といったように、本来信仰とは直接関係ないことが理由になって、別れてしまったこともあるようです。アトンメントのフランシスコ会創設者であるポール・ワトソン神父様は、違いをお互いに認め合うことから、再一致の運動を始められました。今年はちょうど110年目を迎えます。違いを認めるということは、お互いを尊敬し大切にするということです。キリスト教一致祈祷週間にあたって、私たちの日常生活にも目を向け、お互いに尊敬し合える関係を築いていきたいものです。
2018年1月18日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
ポール・ワトソン神父様 列聖に向けて、引き続きお祈りください。
昨年来校された、アトンメント会の総長様もキリスト教再一致のために、尽力されて参りました。