羊飼いの恋人
3日からの待降節に向けて、馬小屋の設置とイルミネーションの準備が整いました。先週に引き続き、高校3年生が手伝ってくれました。また、ここ数年グランド横のルルド前に設置していたイルミネーションをアトリウムに移動していただきました。さて、クリスマスの馬小屋セットは、29回生と32回生の卒業記念品として寄贈されたものです。私が知っているカトリック教会の馬小屋の中でも比較的大きなものです。イタリア製の素敵なセットなのですが、高校生の中で特に人気なのが、肩に羊を担いだ、ハンサムな羊飼いです。今日も地下の倉庫からアトリウムに運んでいると、「ずっと前から私の恋人なんです。よろしくお願いします。」と嬉しそうに話しかけてくる高校一年生がいました。かわいそうに、とうとう石膏像に恋するようになってしまったかと、笑い飛ばしていましたが、そう思っている人は、少なくないようです。時々、馬小屋の前で静かにたたずんでいる人がいます。主の降誕を静かに思い浮べて黙想しているのかと喜んでおりましたが、どうも羊飼いの若者に見とれていたのかもしれません。皆さん、馬小屋は神聖なものです。良い待降節を過ごしましょう。
2017年12月1日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
馬小屋の設置、飾りつけを担当してくれました。ありがとう。
力仕事担当。勉強の合間に声をかけてくれました。
夜のアトリウム。ツリーとイルミネーション。
羊飼いの若者!マリア様もヨゼフ様も、3人の博士も素敵です。是非直接ご覧になってください。