長い道のり

 10月11日(水)は、学園長である平松達美神父様の司祭叙階35周年のお祝いでした。司祭叙階って何?と思われる方も多いかもしれません。カトリックの専門用語と言うほどでもないのですが、少し司祭になるまでの道のりをお知らせいたします。日本で司祭(カトリックの神父)になりたい方は、まず教区司祭(日本は16の司教区に分かれています)か、修道会の司祭を選ばなければなりません。たとえば横浜教区の司祭は、原則神奈川・静岡・山梨・長野の4県を担当する教区の司祭として働きます。修道会の司祭を志す人は、現在日本で活動している45の修道会から自分に合った修道会を選びます。私もその一人ですが、小学校を卒業する時に修道会が経営する小神学校(中学・高校)に入学します。(今では、大学を出てから志願する人が多いようです)。大学は神学部のある上智大学や、教皇庁から認可されている日本カトリック神学院で哲学と神学を学びます。修道会の場合には、途中、大学から離れて修練期を数年間過ごさなければなりません。長い長い学びを終えて30歳前後で司祭となります。学園長神父様はそれから35年ですから、さらに長い道のりです。日頃の感謝も、これからの健康も願って皆でお祈りいたしましょう。司祭叙階35周年誠におめでとうございます。

2017年10月13日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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学園のミサ、宗教講話をすべて担当していただいています。感謝!

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総長様を迎えた時の平松神父様。修道名はヨゼフです。学校の名前と同じ!

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