恥ずかしい?
昨日、中学二年の皆さんが、ブリティッシュ・ヒルズでの研修旅行に出かけました。バスに乗り込む前に全員が集まり出発式を行いました。当然すべて英語です。4人の係が中心となって会を進めていきます。小さなメモに伝える事柄を書いているのか、時々見ながら、でも堂々と話します。私が中学二年生の頃を思い返すと、あまりにも恥ずかしい私がいます。英語を最も苦手な科目としていた私は、授業中にとても緊張していたこと、間違って笑われてしまうのではないかと思い込み、間違わないことだけを考え、一番大切な先生の話ではなく、自分があたるかもしれないフレーズだけを見つめていた記憶があります。上智大学の英語学科のF先生が「間違っていてもいいのです。とにかく英語で話すこと、聞くこと、そして読むことや書くことを恐れない。間違いを恥ずかしいと思わないで、英語を使ってください。間違いながらも確実に上達するのですから」と言ってくれました。 確かに英語は語学ですから、使わないことには上達は難しいですよね。でも、私たちの年代は、恥ずかしいことにとても敏感なんです。出発式もそうでしたが、解散式でも英語による校長挨拶があるのです。頑張ります。
2017年10月5日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
*校長日記を書いていたら、現地からの報告が届きました。学園のホームページから、中高トピックスをご覧ください。