教職員防災研修2017
夏の終わりに毎年行われる教職員対象の防災研修。今年度は、「NPO法人 かながわ311ネットワーク」の皆さんにご協力を得て、DIG(防災想像ゲーム)を行いました。小・中・高・事務の全教職員が10のグループに分かれ、鶴見駅や横浜駅等10地域の地図をもとに、津波、土砂災害、震度別被害状況などの具体的な防災マップを作った後に、生徒や児童の避難経路を考えるというゲームです。ゲームというよりはデーターをもとに防災マップを作るという作業でした。海に近く、川もあり急斜面に家々が立っている横浜ならではの地形の特色を、具体的な地域の地図を基本として防災マップを作成する中で、さまざまな問題点や今後の防災研修に生かすポイントも見つけることができました。「避難とは、広域避難場所に行くことが目的ではなく、災害をやり過ごして、自らの安全を確保すること」だそうです。教職員だけでなく生徒の皆さんと、常に高いレベルでの防災意識を持って日々の学校生活を過ごしていきたいものです。
2017年8月28日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
それぞれの地域に分かれての防災マップ作りです。真剣な中にも楽しそう!
こんな時に活躍するのは社会科の教員。生き生きとしています。
K先生は、まさに地元。いろんなことをよく知っています。