先輩は頑張る!(生徒の活動4)
夏休みに入り一週間が過ぎました。面接や補習の後、ヨゼフ祭準備やクラブ活動に取り組む生徒の様子が見られます。4階の教室では演劇部のメンバーが舞台での衣装作りに精を出していました。何年も使ってきたドレスの補修も大切な活動です。それぞれに分かれて真剣に取り組んでいました。隣の教室では高校二年生が用務の方の力を借りて大道具の補修をしていました。劇で使うドアのようです。分解や組み立ての手順なのでしょうかこちらも真剣に話し合っていました。部長さんに夏休みの抱負を聞いてみました。「頑張る!とにかく頑張る!」そうです。シンプルな言葉だからこそ強い決意が感じられます。頑張れ!
生物室では、今年の春から改編されたサイエンスクラブの皆さんが、東京上野公園にある国立科学博物館での校外活動の打ち合わせ中でした。やはり高校二年生の先輩は、全体の行動計画を立て、テーマごとにグループを分け、充実した活動になるよう後輩たちに呼びかけていました。そばで聞いていると、ただ先輩の意見を伝えるだけでなく、先生や後輩たちの意見を聞きながらまとめていくコミュニケーション力の高さを感じました。演劇部もサイエンスクラブも先輩たちの頑張りが、後輩たちに上手に受け継がれていきますように。
2017年7月28日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
演技だけでなく、裏方の仕事もすべて全員で取り組みます。
劇の中で、ドアの役割は結構大きい。頻繁に使われる道具の一つです。
事前の計画が、校外学習の成否を大きく変えます。頑張れ未来の理系女!
大人も充分に楽しめる国立科学博物館、夏休みの金・土曜日は夜9:00まで開館しているそうです。