真面目なのはわかります!
先日、中高では各授業を5分間短縮して30分の時間を捻出、ヨゼフ祭の係集まりを持ちました。職員室には幸田教頭先生と私、たまたま係の集まりから帰って来た女性の先生の3人しかいませんでした。そんな時、職員室のドアが開き「失礼いたします。できるだけ身長の高い先生いらっしゃいませんか。」にこにこと何の屈託もなく、もう一度「申し訳ありませんができるだけ身長の高い先生、いらっしゃいませんか。」 中学二年生のとてもまじめな生徒です。おそらくは係の先輩に「できるだけ身長の高い先生を呼んできて」と言われたのでしょう。 残念、職員室には私を含め身長の高い先生はいませんでした。爆笑しながらアトリウムに出てみますと、ヨゼフ祭の装飾係か、本部の役員か、3階から模造紙を垂らし、適正な長さを2階で確認してほしかったらしいのです。身長のまったく高くない私でも大丈夫でした。たぶん。何の邪念も、意地悪な感情もなく素直に先輩の指示通りに呼びに来た後輩。真面目なのです。そしておそらく本人も、職員室には身長の高い先生がいないことに気付いていたと思います。それでも先輩の指示は大切なのですよ、ね。穏やかな午後の一コマでした。
2017年7月1日(土)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
3階からアトリウムの様子です。この壁の長さを計りたかったようです。
今日は学園清掃の日、父母の会、土曜の会、ボランティアの保護者の皆さま、ありがとうございます。
先生方も一生懸命に働いていました。
毎年高圧洗浄機できれいにして下っています。感謝!