緊張の時間
5月の末から始まる教育実習のために、指導教官と打ち合わせをする卒業生です。今年は4人の卒業生がが3週間の実習に臨みます。教育に携わる者として、卒業生が教職を目指してくれることはとても幸せなことです。この学年は昨日の校長日記で書かせていただいた白バッチの52回生です。30数年間の教員生活で一度だけ経験した中学一年の担任です。無邪気でかわいかった生徒が実習生として帰って来る。教師をしていて良かった。でも、実習生の4人は緊張の3週間になります。教職として自分自身が向いているかどうかも見極めなければなりません。と同時に生徒たちにはしっかりと教えなければなりません。私は大学の先生の勧めで公立学校での実習を経験しました。中学から男子のミッションスクールでしたから、ある意味で大きな衝撃も感じました。しかし、それ以上に素敵な出会いもいっぱいありました。生徒たちにとっても実習生の先輩は特別なようです。お互いに素敵な出会いとなりますように。
2017年5月17日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
優しくも厳しい指導が待っています。指導する方も、指導される方も真剣です。
在学時代からの強い信頼は、実習においても大切な力となります。