嬉しい訪問者
聖ヨゼフ学園に勤めるようになって20数年が経ちます。多くの生徒との出会いがありました。教員の喜びは、何と言っても生徒たちとの学び合いですが、もう一つの喜びは卒業生との繋がりです。今はフェイスブックやラインなどのSNSによって以前よりも簡単に連絡が取れたり、様子を知ることができるのですが、やっぱり一番嬉しいのは学校に戻って来てくれることです。昨日、午前中に突然52回生の卒業生が訪ねてきました。大学4年生で就活の真っ最中だそうです。何か用事があるわけでもなく、「近くまで来たので寄ってみました。」とのこと。その気持ちが嬉しくて、会議の直前で長い時間は取れませんでしたが一日幸せな気持ちでした。母校は母港でもあります。夢に向かっていろんなものを積み込んで旅立つ生徒たちが、時々帰ってきたり、立ち寄ったり、そんな港でありたいと思います。エネルギーを補充して、再び港を出ていく卒業生、頑張れ―!
2017年5月16日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
52回生の卒業感謝ミサから3年が過ぎました。
高校卒業の日の黒板です。担任は成瀬先生と松平先生でした。