笑顔だけじゃないよ!
先日の体育祭の後、数人の高校1年生が笑顔の中に強い意志を込めてアピールしてきました。「校長先生、私たちってまた「笑顔」だけだった。去年も「笑顔」だけだったよ。なんかもう少し別のことがあると良いなー」 校長の仕事として「学年演技」と「競技」の講評を閉会式の中で伝えることがあります。しなければいけないわけではありませんが、何か月もかけて各学年毎にテーマを決め、深い深い思いと、繰り返し練習してきた生徒たちの努力に、校長としての思いを伝えたいと考えているからです。短い時間の中で全学年のコメントを伝えなければなりません。わたしの頭の中は学年演技が終わった瞬間から、コメントのことでいっぱいになります。もう少し豊かな表現力があればよいのですが。高校一年生は「そうらん節」を大きな声と力強い動きで表現してくれました。皆真剣で学年を一つにしたい、高校一年生として新しい自分たちを表現したいという思いは、充分に伝わってきました。校長として講評を述べる時に気をつけていることは、素直に感じたことをできるだけそのまま伝えたいということです。その意味で高校1年生の演技は、大きな声と力強さと笑顔だったのです。というより校長の講評を皆憶えてくれているんだ!とこちらがびっくりです。早く終わってくれ~って思っているのではと感じていました。来年は気をつけてコメント考えます。ただし一年後まで憶えていたらね。
2017年5月15日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
学年演技の決めポーズ。「笑顔」いっぱいです。
白バッチのモットー 笑顔・元気・明るさ やっぱり笑顔、間違ってない!