労働者聖ヨゼフ
5月1日はメイ・デイ(メーデー)May Day(労働者のお祭り)とされます。起源は諸説ありますが、労働者の権利を求める集いが平和集会や労働者のお祭りとして様々なイベントにつながっています。一方カトリック教会では1955年のピオ12世教皇によって、5月1日を「労働者聖ヨゼフ」の記念日としました。イエスを育て、青年イエスと家庭生活を送ったナザレの大工ヨゼフは、私たちに労働の尊さを自らお示しになりました。学校でも、今日はクラブ紹介、明日は体育祭の総練習です。どんな行事の時にもその行事を陰で支え、しっかりと働く仲間がいます。働くことの喜びと感謝の気持ちを忘れないように、そして聖ヨゼフこそ、その尊い生き方を示してくれた聖人であるということを誇りに思い、私たちも日々頑張っていきたいものです。
2017年5月1日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸