歩く
卒業が近づくと、生徒の皆さんが時々ノートを持って来て、何か一言と頼まれることがあります。私は30年以上ほとんど同じことを書いてきました。自分への励ましの意味も込めて「今日があり、明日がある。常に笑顔で歩きたい。」 時々、省略して「常に笑顔で」とだけ記します。心の何処かで「常に笑顔で」なんて無理だよ!って思いながらも書き続けて来ました。昨日友人から送られてきたフェイスブックのメッセージに『「歩く」という字は、「少し」「止まる」と書きます。無理して急がなくていいんです!』とありました。少し立ち止まって景色を楽しんだり、考え事をしながら歩いて良いんです。できれば「笑顔」も忘れずに!特に苦しい時こそ「笑顔」を忘れずに!
2017年2月21日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
十字架を背負って歩くロバ(アイルランドにて、Fr.ドイルS.J)