嬉しい一日でした。
今日は忙しくも嬉しい一日でした。9時から新入生のオリエンテーションがありました。入学手続き者の全員が参加してくれました。多くの私立学校の中から聖ヨゼフ学園を選んでくれた皆さんに、心からありがとうと伝えたいと思います。そして、6年後の卒業の時に、この学園を選んで良かったと言ってもらえるように充実した学園生活を共に歩んでいきたいと改めて思いました。9時半からは在校生対象の海外語学文化研修旅行、11時からはニュージーランドのターム留学の説明会でした。多くの中学生が保護者とともに参加してくれました。語学の習得だけでなく異文化への理解を深める研修となるように準備を進めてまいりましたが、関心の高さに嬉しくなりました。午後からはグリークラブのOGが40人近く集まりました。40回生から53回生までの卒業生です。歌が好きでグリークラブに学園での生活の大半を捧げた人たちです。音楽室で校歌を歌い、講堂で思い出の曲を歌いました。みんなの笑顔は学園に力をくれます。おまけにもう一つ、大きな出来事がありました。運動部の生徒が準備運動(アップ)の途中で膝をけがしてしまい、救急車で病院に搬送されました。強い痛みに膝を動かすことのできない生徒を保健室まで運び、救急車が来るまでの間の出来事です。車いすを取りに走る先生、氷嚢を準備する先生、ひざを固定するために試行錯誤する先生。その連携の妙と言いますか素晴らしさに私は嬉しくなりました。そして何よりも怪我をした生徒の頑張りです。怪我の様子を報告しながらも先生方への感謝を忘れず、とても立派な対応でした。怪我をさせてしまったことは校長として本当に申し訳ないことと反省しておりますが、緊急時に見える教師の姿と、誇りに思える生徒の姿に嬉しくなりました。学校っていろんなことがありますが、一つ一つの出来事が宝物のように思えます。
2017年2月11日(土)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
受付係のOGたち。笑顔が素敵です。
幸田教頭先生を囲んで一枚。
私も仲間に入れていただきました。
元顧問のI先生。「先生に会える」とみんな集まったのかも。ありがとうございます。