日本二十六聖人殉教者
明日の2月5日は、「日本二十六聖人殉教者」の記念日です。1597年1月4日、京都・大阪のキリシタンと宣教師24名が捕縛され、市中引き回しの後、殉教の地長崎に向けての旅が始まりました。途中2名の信徒が名乗り出て一行に加わり、合計26名の厳しい受難の旅でした。出発から10日ほどたった岡山あたりから、彼らへの扱いは更に厳しくなったようです。その旅のすべてでキリシタンを励まし、祈りの中心となって支えたのが、フランシスコ会の宣教師ペトロバプチスタでした。聖ヨゼフ学園の初代校長であった勝野巌神父様は、司祭叙階にあたって殉教者の名前をいただきました。その事から、2月5日の殉教の日を聖ヨゼフ学園の学園記念日として定めました。信仰の礎を築いた殉教者と、学園の礎を築いた勝野神父様、そして聖ヨゼフ学園のすべての恩人のために祈ります。
2017年2月4日(土)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
修学旅行では、殉教の地を訪れ、皆でお祈りを捧げます。(館長のレンゾ神父様のお話は深く心に残ります。)