防寒対策
日本海側に厳しい寒気が襲っています。記録的な積雪だと様々なメディアが報じています。こんな時いつも思うことがあります。それは東京を中心とする関東地域の恵まれた環境です。地形的にも、気候的にも穏やかで安定しています。地方出身の私は、特にそう感じます。もちろん各地方にはそれぞれに大きな魅力があり、厳しい自然環境だからこそ生まれた優れた文化もあります。でも、穏やかで自然災害の少ない関東平野の豊かさは素晴らしいのです。
2週間ほど前から頭痛に苦しんでいます。いくつかの病院にかかり、いくつかの検査を受けましたがはっきりとしたことは分かりません。脳のMRI検査を受けた時の医師の一言、「前頭葉が立派です。脳には全く問題はありません」 安心しながらちょっと微妙。前頭葉が立派って、単におでこが広いってことではないですよね。内科の先生は、「頭部が寒いと、緊張性の頭痛になりやすい」「女性に多い片頭痛は、拡張性の頭痛ですから温めると痛くなります」「清水さんの頭痛は圧倒的に男性に多い緊張性の頭痛かもしれません。頭部を寒さから守ることが大切です」まるで私の頭部が何からも守られていないかのような話しぶり。頭痛のせいでちょっと被害妄想になっているのかもしれません。健康のありがたさを痛感する毎日です。そんな中で頭痛を忘れるひと時もあります。それは入学志願者の面接です。聖ヨゼフ学園を希望してくれる受験生と、いろんな話ができるのはとてもありがたい時間です。この時ばかりは不思議と痛みはなくなります。それと、校内で見かける生徒の嬉しそうな笑顔。これに勝る薬はないようです。マフラーがいいのか、帽子をかぶるか、頭部の防寒対策に頭が痛い!
2017年1月23日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸