しゃろーむ
「しゃろーむ」ヘブライ語で「平和」を意味します。聖ヨゼフ学園では、長年オリジナルの聖歌集を使用しています。生徒たちにとって宗教行事には欠かせないものです。中学・高校の6年間大切に使います。さて、聖ヨゼフ学園の朝礼にはいくつかの形式があります。毎週月曜日は放送による全校朝礼となります。火曜日と金曜日も同様です。ただし、第一火曜日だけは勝野講堂に集まって全校朝礼が行なわれます。各種表彰や大切な伝達が行なわれます。水曜は高校生、木曜は中学生がB体育館に集まって英語の朝礼があります。聖歌やお祈りはもちろんすべて英語だけで進行されます。朝の短い時間ですが、一日のスタートを切るために大切な時間となっております。また、放送朝礼のお祈りは高校3年生の担当となっています。正確には高校2年生の1月から高校3年生の12月まで、毎朝当番の3年生がお祈りの先唱をしてくれます。今日も新メンバーの高校2年生がお祈りしてくれました。放送室で高校二年生の「しゃろーむ」を見ましたら、とても厚いのです。中学校の頃からのミサの式次第がすべてとってあるとのこと。いろんな思いで参加したミサの記念として、大切にとっていてくれました。何気ないことですが、とても嬉しくなりました。こんな気持ちの時にヘブライの人は「しゃろーむ」と言うはずです。
2017年1月16日(月)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
「しゃろーむ」の表紙です。このデザインは20年以上変わっていません。
前半はお祈りとミサの式次第、その後聖歌のページとなっていきます。お祈りは英語でも唱えられるようになっています。