良き仲間
先週の修学旅行から1週間が過ぎようとしています。代理店の方によれば、この時期は一年で最も修学旅行が多い時期だそうです。聖ヨゼフ学園の修学旅行は、教会訪問が多いために、宗教科の教員である私が引率することがあります。今年は例年以上に訪問先の教会等で、親しくさせていただいている方々と出会うことがありました。日頃は、東京や横浜で開かれる会議等で顔を合わせるのですが、遠く離れた長崎や平戸の教会で会うと、とても新鮮で嬉しくなります。東京のプロテスタント校に勤めるK先生は、とてもまじめな方で丁寧な仕事をなさる方です。カトリック学校との合同説明会で中心となられている方でもあります。訪問先の日本二十六聖人記念館の前で、生徒たちと記念の集合写真を撮っている、まさにその時に、大きな声で「清水先生」と満面の笑みをたたえて近づいてきました。挨拶をし、握手を交わし、「また東京で」と爽やかに去っていきました。後日同じ会議に参加している聖ヨゼフ学園の先生に届いたメールには「二十六聖人記念館の前で若い女性に囲まれて嬉しそうにしている清水校長先生に会い、握手をしました」と書いていました。確かに事実ではありますが・・・・・。ユーモアたっぷりのK先生です。K先生の生徒さんたちとも訪問先でたびたび会いました。グループごとの研修らしく5・6人の生徒たちでしたが、先生に似てみんな爽やかです。会う度にすがすがしい気持ちになりました。良き仲間(先生)の子供(生徒)たちです。こちらも自然と優しい気持ちになります。長崎の土地がそうさせるのでしょうか、聖ヨゼフ学園の高校2年生も、「長崎の人は優しい」と繰り返し言っていました。「ちなみに私も長崎出身です。」と生徒に伝えましたが、スルーされました。
2016年11月17日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
ルカ・レンゾ館長神父様が温かく迎えてくれました。いつも心温まるお話をして下さいます。(日本二十六聖人記念館にて)