アシジの聖フランシスコ(その2)
昨日の校長日記に、アシジの聖フランシスコについて書きましたが、肝心なことを忘れていました。昨日の10月4日はアシジの聖フランシスコの記念日です。10月3日が亡くなった日とされ、翌4日が記念日となっております。世界の人々から最も愛されている聖人といわれ、彼を慕う人は数多くおります。聖フランシスコに倣って、女子の修道会を創設したのが、聖クララです。聖フランシスコは、亡くなる数年前に聖痕(十字架のイエス・キリストと同じ傷口から出血する現象)を受け、最後は、自らが修復したポルチウンクラ小聖堂の横にある小さな小屋でなくなりました。このポルチウンクラ小聖堂は、アメリカのロス・アンジェルスの地名のもとになったとされます。(諸説ありますが、L.Aの正式名称を調べてみましょう)その北には聖フランシスコそのものが地名となった、サンフランシスコもあります。私は残念ながらアシジを訪問したことがありません。写真や動画の中ではたびたび訪れています。(年を取ったせいか、時々本当に行ったのではないかと錯覚してしまいます。)いつの日か、行ってみたい街の筆頭がアシジです。静かに訪れ、聖フランシスコが生きた街の香りを嗅いでみたいと思っています。
2016年10月5日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
生誕800年を記念してアメリカで発売されたコミックです。聖痕を受ける聖フランシスコ。
同じく生誕800年を記念して出された、聖フランシスコのワークブックです。表紙は映画「ブラザーサンシスタームーン」の一場面