生徒のために?
ヨゼフ祭が始まりました。今年は一般公開の開始を一時間遅くして11時としました。生徒達がお互いの発表を鑑賞する時間を持ちたいとの意見があり、実行委員会が工夫してくれました。ヨゼフ祭では、学年企画・クラブの発表・委員会の仕事と、一人三役は当たり前です。そんな忙しい日程の中、それぞれが一生懸命準備してきたものを少しでも分かち合いたいと思ったようです。おかげで中高生にとっては有効な一時間となりました。
さて、教員にとって生徒に頼まれたら極力断らず、願いを聞かなければならない日があります。それが学園祭の中夜祭と高校卒業式の謝恩会です。ヨゼフ祭の初日、つまり今日、お客様がすべてお帰りになった4時15分から5時までの45分間、中夜祭があります。生徒と教員だけの楽しいひと時です。高校二年生が中心となって企画されます。ダンスあり、歌あり、各種パフォーマンスが披露されます。内容は毎年違うのですが、必ず何人かの教員が参加します。(正確にはさせられます) セーラー服を着せられたり、着ぐるみでダンスを踊らされたり、「先生って大変!」と感じる瞬間です。これもすべて生徒たちの楽しい思い出づくりのためにと、萎える心を奮い立たせて頑張るのです。もちろん限界もあります。教員としてのプライドと、生徒達への思いのせめぎ合い。(ちょっとオーバーかな) 毎年必ず参加して下さり、生徒達も教員も当たり前のように思っている先生もいますが、それでもやはり大変です。全校生徒にとっては一年に一度、高校三年生にとってはあと一回、先生方の普通では絶対に見られない素晴らしいパフォーマンスが見られるのです。ちなみに、私の一番の屈辱(楽しい想い出)は、3年前の謝恩会で演じた、サザエさんの波平さんです。生徒のためにと言いながら、先生たちも楽しんでいるのかもしれません。 明日は9時から始まります。皆さんのご来場をお持ちしております。
2016年9月18日(日)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
始まる直前、わくわく感たっぷりの瞬間です。
ヤングマン(YMCA)を踊る高2と先生。選曲が絶妙?ノリノリの高校生と引き気味の中学生が爆笑。
エンディングは、出場者全員で!中央に青い何かが!
国語科の先生、間のとり方が素晴らしい。ご苦労様です。