聖マキシミリアン?
11日から15日まで学校はお休みでした。また、昨日は神奈川県私立学校(中高)の校長・理事長研修会でした。今日は、久しぶりの校長日記です。お休み中の約一週間、個人的なことも含めて結構充実していました。何故か(当然?)おでこだけ日焼けしました。さて、毎年8月14日は聖コルベ神父の記念日です。ポーランドのアウシュビッツ強制収容所で、10人の餓死刑者の一人の身代わりとなって亡くなった聖人です。第二次世界大戦直前まで長崎で6年間、宣教師として働いたコルベ神父は、肺を患い決して健康とは言えない状態でした。「友のために命を捧げること、これほど大きな愛はありません」と日頃から若い修道士たちに語っておられたコルベ神父は、餓死監房室で最後まで生き残り、無くなっていく囚人たちに司祭として最後の祝福と祈りを捧げたそうです。日本のカトリック教会ではコルベ神父と言う名前でよく知られています。一方、アメリカなどの英語圏の国では、ファミリーネームの聖コルベ神父ではなく、聖マキシミリアン神父と呼ばれています。24歳までに神学と哲学の2つの博士号を修得しましたが、得意だったのは数学でした。ポーランドは親日家がとても多い国としても有名です。聖マキシミリアン。私の大好きな聖人です。
2016年8月17日(水) 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
聖マキシミリアン・マリア・コルベ
コルベ神父様がゼノ修道士と共に作った聖母の騎士の「ルルド」