ガリラヤのイェシューその2

 日本語訳新約聖書四福音書「ガリラヤのイェシュー」 この本の広告を見た時に、不思議な感覚を覚えました。"日本語訳"ってあえて言うところに大きな意味がある、と勝手に理解しています。私たちが日常愛用しているのは、日本聖書協会の"新共同訳"、カトリック教会とプロテスタント教会の共同訳と言うことなのですが、ただの共同訳ではなく"新"と言うところにも歴史が隠されています。そもそも聖書は何語で書かれていたかご存知でしょうか。旧約聖書はその大部分がヘブライ語、新約聖書はギリシャ語で書かれています。そして長い年月をかけて、日本語への翻訳作業が行われてきたのですが、山浦玄嗣先生は、日本語訳の聖書をもとにケセン語訳聖書を書かれたわけではありません。ギリシャ語を自ら学び、直接ケセン語に訳されたのです。それは、できるだけ原点に近い翻訳を心掛けたからでしょう。さらにそのケセン語訳の聖書をもとに、様々な工夫を重ねて、ケセン地方の人だけでなく多くの人に読まれることを願って日本語訳新約聖書四福音書「ガリラヤのイェシュー」が書かれました。明日は本文を紹介します。

2016年8月3日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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