Hiroshima

日本に住む私たちはもちろんのこと、世界の人々が忘れてはならない街、Hiroshima。1945年8月6日、世界で初めて原子爆弾が使用され、多くの尊い命が奪われました。戦争中の出来事であり、アジアの国々に大きな苦しみを与えた日本を懲らしめるため、一刻も早く戦争を終わらせるため、核兵器の開発競争に負けないため、いろんな理由が並べられても、たった一発の原子爆弾でこれほどまでの命が奪われ、その後70年以上にわたって苦しみをうけている方には何の慰めにもなりません。しかし、今年の伊勢志摩サミットの後、アメリカのオバマ大統領が訪問され、核兵器廃絶に向けてのメッセージを残されました。戦争や核兵器については様々な人が様々な意見を持っています。ただ、どんな理由があるにせよ、核兵器の使用はどうしても避けなければなりません。そのためには、世界の人々が教育の場で、繰り返し核兵器の脅威を伝えなければなりません。明日8月6日は、平和の祭典と言われるオリンピック開幕の日です。開会式の前、午前8時15分に世界平和実現のために祈りを捧げましょう。

*この日記を書いている今、Yahoo!のトップニュースが、オバマ大統領が国連の安全保障理事会に、核実験の全面禁止を求める決議案を提出する予定であると伝えています。核兵器廃絶実現のための大きな一歩となりますように。

2016年8月5日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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広島の原爆ドーム。広島県物産陳列館として、チェコの建築家ヤン・レッツェルの設計です。現存する彼の作品は、東京の聖心女子学院の正門が有名です。

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