対応力(柔軟性)
おとといの猛暑、昨日の冷風、そして今日の好天による気温の上昇。私たち人間には様々なことに対する対応力が備わっていると言われますが、ここ数日の気温と湿度の変化は激しすぎます。そんな中、生徒達は期末試験に挑んでいるわけです。年齢を重ねると様々なものが衰えてきます。特にこの対応力(柔軟性)は気をつけなければならないことの一つです。老眼のようにはっきりと衰えが分かるものは、まぎれもない現実として素直に受け入れますし、抵抗しても無駄ですから、メガネなどの器具に助けを借ります。一方、対応力(柔軟性)の問題点は、自分自身で自覚できないどころか、自分は大丈夫と思い込んでしまうところにあります。我々教師、中でも宗教科などの教員は特にその傾向が強いかもしれません。対応力(柔軟性)を保つためには、やはり「感謝」の気持ちが一番必要になってきます。抵抗しようとせず、現実を柔軟に受け入れる心が大切になってきます。心穏やかに、喜びを持って受け入れる。でも、これが難しいんですよね。
2016年7月6日(水)聖ヨゼフ学園中学高等学校 校長 清水勝幸
東京イグナチオ教会小聖堂 日本的な感性を取り入れた聖堂です。
*「十字架の道行き」を絵ではなく漢字一文字「甦」で表しています。 発想が柔軟!
*キリストの十字架での死と復活の物語を示し、どの教会にも絵等が掲げられています。