神様のもとで
２０１４年の１２月、土曜講座の一環で、「横浜の洋館巡りと教会訪問」を実施しました。中高生6人と2人の保護者、宗教科の先生と私の10人で、クリスマスの飾りつけが行なわれている山手洋館巡りと山手教会・横浜司教館訪問が主な行程でした。司教館では、梅村司教様の執務室に全員お招きいただき、記念写真を撮って楽しい思い出となりました。司教館を後にして、山手地区を歩いている時に、一人の卒業生とばったりお会いしました。43回生の彼女は山手教会の信者さんで、翌春にはカトリックの幼稚園で働くことが内定していました。「聖ヨゼフ学園の制服を見て、懐かしく思いました」と声をかけてくれたのです。数年前に彼女の洗礼式に参加する機会にも恵まれ、この時は嬉しい再会となりました。年が明けて翌2月、彼女は、就職のために行った健康診断で、重い病気のために厳しい状態であると宣告されました。入院直後の病院で10分ほど話すことができましたが、その後は面会することは叶いませんでした。一年半にわたる闘病生活を終えて、5月29日神様のもとに召されました。1年ほど前、全校朝礼ですべての教員と生徒の皆さんに、「お祈り」で助けてほしいとお願いした先輩です。これからは、神様のもとで私たちを見守ってくれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
通夜、告別式は今週末、4日（土）と5日（日）に行われます。お祈りください。
